◆国債が売れない?
●まったく売れないってことではない。買う方が1.40%の金利をつけないと買いません よってことだ。5日の10年もの国債の入札の話。
●売る方と買うほうはそれぞれ意図がある。売る方(国)は資金調達だし、買う方は資産運用となる。つまり1,4%の金利をつけないと買いませんよってわけだ。
●国債残高はGDPの1.7倍にまで膨れて、先進国の中で突出しているが、海外勢に依存することなく、主に国内の金融機関など機関投資家が、購入して国の借金を支えている。
米国債などは各国に買われて、とくに中国などに頭が上がらない構図になってることを考えれば良しとするべきか?
●今年度の発行を44兆円内にしたいという、鳩山総理の発言(2日)に対して、管副総理がやや不確定な発言をして、市場からはブレがあるとみなされた。
●税収が落ち込み、帳尻合わせで更なる増発が避けられないという、市場の疑問が国債の消化不良を招いたらしい。応札率で見ると前回の10月の3,5倍から2.4倍に低下した。それにしてもまだ2.4倍もあるってことは、リスクに見合った運用手段が他にあまりないってことだよね・・
結局、もう少し安く買えれば(金利を高くすれば)買うよって言う、市場の意思表示だ。
●一方、国債の金利は長期金利の高騰を招き、国債の利払い費を膨らませる。
実際、たとえて言えば、日本国は利払いのために、国債発行して自転車操業しているサラ金地獄に近い。
住宅ローンの金利は上がり、企業の財務も悪化する。それでも暴落しないのは、日本が今でも純資産が豊富な、最大の債権国であることの担保があることだろうか?
●IMFの予想だったか、根拠は知らないが、近い将来日本の国債残高は、GDPの2.4倍になるなんて話もある。いつまでも 打出の小槌は続かない。
●何より早期の景気回復が 望まれる。全体で見ると企業の業績が、年間換算では底入れしたという話もある。売り上げ総額(940社)が13%減の343兆円に対して、経常利益が前期並みになった。ほとんど固定費などのコスト削減によるらしい。
米国の失業率の悪化(10.2%)も気になる。



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