◆厚生年金の投資価値
●厚生労働省は年金財政再計算の一環で、将来年金の見通しを発表した。
現制度は、65歳から受け取る老齢厚生年金を、現役世代の平均手取り収入の50%以上に想定して組み立てられている。現在は高度成長時の名残で、モデル世帯で62.3%あり恵まれている。
どうやら2050年頃には (私は生きてないので いいか?) これが夫・専業主婦妻40年加入のモデル事例では、半分の50.1%となるらしい。
あくまで現役世代の平均手取り収入との比較だ。これは日本の年金制度が、現役世代が退職者世代をささえる、賦課方式という制度のためだ。
●専業主婦の場合、みずから保険料を負担せず、制度全体で補填してることから、夫婦計の受給率から見ると効率が良い。
妻が働く場合は、働き方によるそれぞれの計年金受給率は、低下する事が多い。
高度成長時に、モデルプランをお勧め形態として、制度設計してきたが、その後の働き方の多様化により、矛盾が出てきていると言うことだろう。
男性・単身世帯も低くなる。(43.9%から36.7%)
女性の単身世帯だと受給比率は男より高くなるが(55.3%から45.0%)、受取額は少ない。
●財源で言うと 簡単に言えば500兆円足りてない。びっくりするかもしれないが、これは今すぐ必要な額ではなく、将来必要な総額から、実際に現在積み立てられている額を引いた積立不足の額だ。
内訳は高齢者と現役世代に約束済みが830兆円、対して国庫負担額が190兆円、積立金が140兆円有るから、不足が上記500兆円となる。
●年金財政は5年ごとに再計算することになってるが、この不足額、先回より80兆円も膨らんだ。年金制度は 国民の健康的で文化的な生活を保障する、セーフティネットだ。
消費税論議も選挙前で静かだが、いずれ見直さなければならないなら早い方が良いのではないか?
hisa wrote



最近のコメント