◆中国の成長の限界
●金融危機後、中国は軸脚を内需振興にもとめ、総額4兆元<56兆円)の景気対策を実施中。来年の上海万博などもあり、09年の6~7%成長も、いずれ二桁成長に戻る、と言うのが遠からずの通説になっている。
●中国は早ければ09年にも GDPが日本を抜き、世界2位になるかもしれない。永らく世界第2位の経済大国などと浮かれていた、日本にとってはショックな話だが・・
●「老い始めた中国」の著者・藤村幸義日経中国特派員・北京支局長1987年・によると
既に中国は 08年北京オリンピックが経済のピークの時期で、バブル崩壊もあり、すでに老いの段階に入ってるそうだ。高度成長の陰で、目立たないが、2001年から、中国は既に高齢化社会に入り、少子高齢化が顕著となる。またその意味に気が付いてないのではという。
一人っ子政策は公称13億人のほかに、相当の無戸籍人口も抱え、いずれ社会問題にもなるだろう。
環境汚染などの影響もあり、高度成長政策は続けられないだろうという。1億2700万の日本の高齢化と比べ高齢者の絶対数が違うのだ。
●かつての日本より速いペースで安定成長局面になる。なにか犬の1年が、人の7年に相当するドッグイヤーを連想させる。
●実際 中国は08年までの過去20年間、平均9.7%の成長をしてきた。しかし内外企業の設備投資と、政府主導のインフラ整備が主体で、民間消費支出のGDPに占める比率は、20年前の51%から35%に低下した。固定資本形成が家計消費を上回る特異な経済構造になっている。
●つまり、投資する割りにGDPが増えない、非効率な現象が続いているということだ。この連鎖が止まると、先の安定成長局面に入り、高齢社会の矛盾が出てくるのではないだろうか?
●中国は一人当たりGDPが3000ドル(ちなみに日本が35000ドル、米国が45000ドル)。同時不況の今、当面、中国が経済を引っぱるのが好材料だ。
一方、追いかけるインドが976ドルと、ちょうど投資主導型の成長が始まった初期段階だが、中国と違い、人口増加率が最も高いことや、民主主義の体制など中長期的にはインドが、中国を抜くと見られている。
hisa wrote



コメント