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2008年10月24日 (金)

◆ウォーレン・バフェットの慧眼

●日経大機小機からの紹介

米・ゴールドマンサックスやGEの資本強化に投資して、したたかな投資戦略を張るウォーレン・バフェット氏は、さかのぼる98年に、米国の再保険会社を買収した。その際関連会社にデリバティブ取引をする会社があって、リスクが高いので売却しようとした。

●ところが売れないので清算しようとしたら、次々問題が出て来たというわけだ。過去の利益が過大評価されてたので、清算に当っては、逆に含み損が出てきたとの事。

●コレはデリバティブ取引が10年くらいに渡る長期のものもあり、経営陣はその間、見かけの利益を膨らませて、高い報酬を得て退任、その後破綻して知らぬ顔・・・といった事が起こりやすい。米国で起きてるそのままの姿だよね?

●デリバティブの価格を決めるには、高度な数学を駆使した有名な計算式がある。高等すぎて中身が理解できない。つまりブラックボックスをそのまま使って、実務に使っている数式だ。

これは双方が別の評価モデルを使って、恣意的な数値を入れれば、お互いが利益を出すことも可能だ。バレット氏は、これを、普通はゼロサムの世界で、どちらか損をすれば一方は得をするはずなのだが、お互いが儲けていると思っている・・・と言う「幻想価値評価」と呼んだ。

●03年の自ら率いるバークシャーハザウェー社の年次報告で デリバティブは「金融における大量破壊兵器」と呼んで警鐘を出している。またデリバティブ取引の際、差し入れる担保の評価減のリスクについても、だいぶ前に指摘している。

●自ら経験してリスクを認識してるわけだが、大手保険グループの実質破綻に見られるように、みんなで渡れば怖くないようなバブルの中で、それ行けどんどんとなり、結果、ほとんどの金融機関が資本注入に至ったわけだ。世界不況を招いた米国の責任は重い。

結果論と言えばそれまでだが、あらためて その慧眼に驚くばかり。

hisa wrote

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コメント

はじめまして。
FPの方は不動産馬鹿の私とは見てる所が違うなぁと思いました。
私も経済の話題を気にかけていますが、いかに上っ面だけかを思い知らされます。

今後ちょくちょく拝見させて頂きます。

宜しくお願いします。

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